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えほんカー Project

岩手県での10年の活動の後、神戸にやってきた「えほんカー」

東日本大震災が発災してから、全国の絵本が盛岡に集まり、丁寧に仕分けされてから岩手県内の津波被害地に配られたというプロジェクトがありました。

「3.11 絵本プロジェクトいわて」です。写真の改造軽トラックは、集まった絵本を被災地の各地に配るために寄贈されたものです。プロジェクトの中では、かつての被災地神戸から支えようとする動きもありました。

支えようとしたその人びとのつながりを一つのきっかけとして、このたび、えほんカーの中の一台が神戸にやってくることになりました。

えほんカーの活躍
ワークショップのプレイスメイキングに活躍するえほんカー

両サイドが写真のように開き、本棚が設置されたえほんカーは、今後、小さな動くミュージアムとして活動することになりそうです。

公園や路上などのあらゆる公共空間で、プレイスメイキングをサポートする移動拠点として使い勝手がよさそうです。写真のようにワークショップの傍らで関連グッズを展示するのにも、とても役立ちました。

えほんカーの改装方針を検討する神戸芸術工科大学の学生チーム

今後は、えほんカーとして活動したストーリーを大切にしながら、「動く小さなミュージアム」を一つの仮説として、神戸らしい使いかたを模索したうえで改装することを考えています。

そのためにも、えほんカーをどう使うか、みなさまのチャレンジを募集しています。

末永く多様な使い方をしていくために、何が必要か、多くの人のチャレンジから導き出そうと考えているのです。

東遊園地でも、その利用方法の模索が続きます。多彩なチャレンジを、お待ちしています。

  • プロジェクト名: えほんカープロジェクト
  • 活動趣旨: えほんカーを動く小さなミュージアムとして活用する
  • 主催団体: 有限会社リバーワークス
  • 活動期間: 2021年6月~
  • 活動頻度: 一日単位でご活用頂けます
  • 活動場所: 2021年7月は東遊園地にて。
  • 利用募集: 

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